MMC・中小企業診断士講座の長所と短所

MMC・中小企業診断士講座の長所と短所

各資格学校(通信講座)の特徴を紹介するシリーズです。本記事では「MMC」について、特徴、良い点悪い点を詳しく解説します。

 

かず

 

MMCの評判とか気になりますよね。どうやって評判を調べたの?


 

ゆみ

 

実際にMMCを使って合格した人や受講生にインタビューしました!


 

たく

 

行動力あるわー


 

 

本記事は、独学で勉強しようか通信講座や通学講座を使って勉強しようか、独学で合格を目指す!と思って勉強をはじめたものの「独学では厳しいかも...」と考えている方向けです。ぜひ、参考にしてみてください。

 

MMC(エムエムシー)とは?

 

中小企業診断士の2次試験対策に特化した専門校です。MMCは約25年分の2次試験問題の徹底した研究と豊富な中小企業のコンサルティング経験から、2次試験攻略のための独自のメソッドを確立しています。

 

MMCは「80分以内に確実に60点取れる解答を書く」ことを指導方針として、受験生一人一人に対し、親身に個別指導するのが特徴です。

 

受講生の2次試験の合格率は50%前後だといわれており、数ある資格予備校の中で圧倒的な合格率を誇る予備校です。

 

 

MMCの良い所(長所)

 

ではまず、MMCの良いところから紹介しましょう!


 

  1. 答案用紙に何を書くべきかがわかる
  2. 書き方の型が身につく
  3. 迅速かつ丁寧な添削指導
  4. 指導内容に一貫性がある
  5. 2次試験の合格率が高い

 

 

① 答案用紙に何を書くべきかがわかる

中小企業診断士試験は回答の自由度が高いため、人によるバラつきが非常に大きいという特徴を持っています。そのため、2次試験で何度も不合格となる方が続出しているのが現状です。

 

MMCでは「出題者は何を求めているのか?」設問の分析も徹底的に指導されます。どんなに綺麗で立派な文章を書いても、出題者が求めている回答とは違う角度で回答しては点数が取れないためです。

 

出題者が回答者(受験者)に対し「こういう方向性で回答して欲しい」というヒントを読み取り、MCサークルというMMC独自メソッドをつかった多面的に漏れなく回答するスキルを身につけることができます。

 

 

② 書き方の型が身につく

MMCでは、各事例ごとにMCサークルや文章の金型を準備されています。

 

文章の金型とは「〇〇のため、△△を実施する。」といったように、①回答の論理関係がハッキリわかる、②採点者が読んでわかりやすいようにする、文章の雛形です。

 

こうした金型がいくつか準備されており、金型をつかった回答作成を徹底してトレーニングされることにより、安定してわかりやすいを書く力が確実に高まります。

 

 

③ 迅速かつ丁寧な添削指導

設問から回答すべき方向性を読み取り、わかりやすい文章の書き方を教わっても、訓練しなければ身に付きません。受講生にこうした文章スキルを身につけるために、MMCでは文章添削に力を入れています。

 

講義で使う事例問題で書いた答案は、通学講座は即日添削、通信講座は1週間程度で添削して返却してくれます。「なぜ?」の疑問に対しフィードバックも早いため、学習効率が非常に高くなります。

 

また一度添削してもらった答案を、再考して書き直すと再度添削してくれます。1つの事例に対して、答案作成→添削→再答案作成→添削 と繰り返すのです。

 

さらに、自主的に2次試験の過去問の答案を作成した場合でも、講師が添削して1週間程度で返却してくれます。繰り返し添削指導を受けることで、コツを掴み、自分なりの答案の書き方ができてきます。

 

 

④ 指導内容に一貫性がある

MMCでは指導方針が一貫しているため、「A先生は〇〇と言っていたけど、B先生は△△と言っていた」と混乱することはありません。

 

どの講師に質問しても似たような答えが返ってくる、つまり講師による指導のバラツキがないため、MMCの指導を受けている途中で混乱することはありません。

 

MCサークスを用いたMMCメソットは完璧に標準化されているため、指導を受けるたびに合格に一歩近づきます。

 

 

⑤ 2次試験の合格率が高い

MMCが注目されているのは、合格率の高さにあります。

 

中小企業診断士2次試験の合格率が約20%であるのに対して、例年MMCの受講生の合格率は40%を超えているといわれています。

 

 

かず

 

年度によっては、通学講座では合格率50%を超えるクラスもあると聞きます。


 

TACなどの大手資格学校に比べてMMCの受講生は少なく、多くが受講生の真剣に勉強しているためMMCの合格率が高い可能性はあります。

 

でも、実際にMMCのメソッドを学び、手厚い添削指導を受けると、合格率の高さは納得することでしょう。

 

 

MMCの悪い所(短所)

 

 

MMCをベタ褒めしましたが、完璧な講座はないと思いますので、MMCの短所も紹介したいと思います


 

  1. 2次対策専門なので、1次試験対策ができない
  2. 校舎が都内にしかない。地方は通信講座
  3. 受講料が少し高い

 

① 2次対策専門なので1次試験対策ができない

MMCは2次対策の講座のみ提供しているため、MMCでは1次試験対策ができません

 

独学で1次試験を突破してからMMCを利用する、あるいは「スタディング」や「診断士ゼミナール」などの安価で定評のある通信講座をうまく活用して1次試験に合格し、2次対策をMMCでおこなう必要があります。

 

MMC受講生の多くは、大手資格予備校の2次試験の指導にがっかりした受験生が翌年MMCを利用しています。

 

 

② 校舎が都内にしかない。地方は通信講座

MMCは通学講座と通信講座がありますが、校舎は東京にしかありません。リアルタイムで講義を受講したくても、残念ながら地方在住の方は受講できません。

 

ただし、通信講座でも十分MMCのメソッドを学ぶことが可能で、通学クラスと同質の添削指導を受けることができます。

 

 

③ 受講料が少し高い

MMCの受講料は大手資格予備校と同等、もしくは少し高いです。厳密には、通信講座は少し安く、直接指導を受けられる通学講座高いです。

 

受講生の人数に対して講師の人数が多く、手厚い添削サービスを提供しているためです。

 

また講師はアルバイトではなくMMCのメソッドを熟知した指導経験豊富な講師が、直接講義をおこない添削指導しているため人件費が高くなっています。

 

 

まとめ

合格者の声
  • 毎回の講義では、必ず「目から鱗」的な気づきがあり非常に新鮮でした。
  • MMCのメソッドは非常に合理的です。理由は、二次試験の特性を⼗分に理解した上で考えられた対策だからです。
  • どの先生に聞いても同じ答えが返ってくるため、教育方針の統⼀が図られています。
  • MMCの指導は、個別のアドバイスがあり、弱点を明確に指摘して頂けます。
  • MCサークルをベースにしたMMCの二次試験対策メソッドは最強です。
  • 合格する答案の書き方を親身になって教えてくれる。出題者が読みやすい、出題者に気に入れられる答案が作成できるようになります。

 

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MMCのメソッドは、再現性が高く、訓練次第で誰でも身につけることのできるスキルです。合格率が高く、数々の実績を残していることからもMMCメソッドの信頼性は非常に高いです。

 

国語が苦手だ、まとめた文章を書くのが苦手、回答の質にバラツキがある、という方には、非常におすすめです。

 

ゆみ

 

いかがでしたか?独学であれ、資格学校であれ、自分に合った勉強方法をみつけることが合格への一歩です。最後はご自身の目で確認して決めてくださいね!