TAC・中小企業診断士講座の長所と短所

TAC・中小企業診断士講座の長所と短所

各資格学校(通信講座)の特徴を紹介するシリーズです。本記事では「TAC(タック)」について、特徴、良い点悪い点を詳しく解説します。

 

かず

 

最大手のTACのこと悪く言ったりして大丈夫?


 

ゆみ

 

長所と短所を中立的な立場で紹介したいです。ダメ?


 

たく

 

きっと、検討してる方に役立つと思う!


 

本記事は、独学で勉強しようか通信講座や通学講座を使って勉強しようか、独学で合格を目指す!と思って勉強をはじめたものの「独学では厳しいかも...」と考えている方向けです。ぜひ、参考にしてみてください。

 

資格の学校 TAC(タック)とは?

資格の学校 TAC(タック) は、東証一部に上場している大手資格学校です。中小企業診断士を目指す方であれば知らない者はいないほど有名な資格学校です。

 

また、TACが毎年開催している1次公開模擬試験では約4,000人が受験し、1次本試験受験者の4分の1が受験するなど日本最大規模の模試を運営し、膨大なデータを元に受験指導を行っているのが特徴です。

 

 

 

TACの良い所(長所)

 

ではまず、資格の学校 TAC(タック)の良いところから紹介しましょう!


 

  1. 1次試験対策が強い
  2. 難関資格を目指す受講生が多く刺激を受ける
  3. 合格者が多くOB・OGとのつながりができる
  4. 自習室を無料で使える

 

 

① 1次試験対策が強い

中小企業診断士講座を受講する生徒が非常に多く、また日本最大級の模試を開催しているため、多くの受験生データを抱えています。

 

それらのデータと試験分析を踏まえて、カリキュラムや教材を開発しているため1次試験対策に非常に強いのです。

 

事実、TAC出版から毎年出される市販教材のスピードテキストやスピード問題集は、独学の方にも最も買われています。

 

ゆみ

 

このサイトでも、TACのスピテキやスピ問を独学の方におすすめのテキストとして紹介してます。


 

 

 

② 難関資格を目指す受験生が多く刺激を受ける

中小企業診断士の講座は約1年間続きます。最初はやる気でも時間が経過すると共に、モチベーションが低下することはあります。

 

教室には多くの受験仲間でありライバルがいるため、一緒に勉強すると良い刺激を受けます。中には受講生同士で仲良くなり、勉強を教えあっている人たちもいます。

 

教室講義を受講する人が少ない教室でも、TACには他の難関資格受験者もたくさんいます。他の受験生が一生懸命勉強している姿をみかける機会も多いため「自分も勉強しなければ」と刺激を受けて勉強を継続できることがあります。

 

 

③ 合格者が多くOB・OGとのつながりもできる

TACでは、毎年200名前後の2次試験の合格者を輩出しています。中小企業診断士2次合格者全体で約1000名なので、5分の1程度がTAC出身ということになります。

 

たく

 

中小企業診断士の知人も、やっぱりTAC生が多いですよ


 

TACでは講師主導で飲み会を開催するなど受験生同士の交流の場があります。また、受講生も合格者も多いため講義以外にも寺子屋のような自主的な勉強会が立ち上がったりしています。

 

分からないことを教え合ったり、講師以外のOB・OGからアドバイスをもらえたり、非公式なフォロー体制が充実しています。

 

 

④ 自習室を無料で使える

講座の内容とは直接関係しませんが、TACの会員証があれば自習室が無料で何時間でも利用できます。専用の自習室がない校舎でも、空き教室は自習室として開放されます。

 

自宅に集中して勉強できる環境がなく、生活圏内TACの校舎がある方にとっては非常に重宝すると思います。

 

 

TACの悪い所(短所)

 

 

次は、TACの良くないところです。TACに限らず完璧な講座はないと思いますので、短所も紹介します!


 

  1. 人気講師の教室は座席が不足して入れない
  2. 受講料が20万円~30万円程と他社に比べて全体的に高い。
  3. 合格率が吐出して高いわけではない。
  4. 2次試験対策は、講師によって指導方法にバラツキがある

 

① 人気講師の教室は座席が不足して入れない

振替講座で受講する方がいるため、毎週同じ講義に通学していても、人気講師の教室は座席が不足して入れないことがあります。

 

そういった別の教室で生放送の講義を見て受講することになります。講義終了後に本教室にいけば講師に直接質問できますが、ライブ講義を受講したい人にとっては残念に思うかもしれません。

 

1次試験指導が得意な先生と、2次試験指導が得意な先生がいます。「人気講師≠合格率が高い」である点には注意してください。

 

 

② 受講料が20万円~30万円程と他社に比べて全体的に高い

また、最大手ということだけあって、普通に受けるだけで25万円くらいかかりますし、ちょっとオプションをつければ簡単に30万円程かかります。

 

教育訓練給付制度を使えば20%のキャッシュバックがあるとはいえ、それなりにお金もかかります。

 

 

③ 合格率が吐出して高いわけではない

TACは毎年多くの中小企業診断士の合格者を輩出しています。合格者数でいうと日本で一番かもしれません。

 

ただし、通学講座・通信講座を含めとても多くの方が受講しており、受講生絶対数が多いから、という点には注意が必要です。

 

中小企業診断士2次試験の合格率が約20%であるのに対して、(公式には発表されていませんが)2次本科生で最後まで受講し受験した人の合格率は25~30%程度です。

 

 

全国平均よりも合格率は高いですが、合格率が非常に高いというわけではありません。また、1年ストレートで合格している人は5~7%程度といわれています。

 

TACは最も有名で合格者数は多いけれど、合格率が吐出して高いというわけではない点には注意しましょう。

 

 

④ 2次試験対策は、講師によって指導方法にバラツキがある

TACの一番のデメリットは、2次試験対策が強くないところです。TACメソッドというTAC独自メソッドがありますが、概念的なメソッドのため受講生にとってはモヤモヤとしたメソッドです。

 

たく

 

TAC生はみんな言いますね。教室では講師も...


 

そのため、講師によって指導方法にバラツキがあり、講師によって指導方法が大きく違います。同じTACなのかと思うほど指導内容が違い、どの講師に教わるかで合格率が大きく変わります。

 

通学講座であれば講師を選べますが、通信講座では講師を選べない点には注意が必要です。

 

 

 

まとめ

1次試験対策については非常に強く、多くの合格者を輩出している点からTACを講座は大外れはありません。受講料が高いのが難点ですが、お金に余裕があるのであれば、TACを選ぶのもよいでしょう。

 

ただし、2次試験対策においてTACメソッドがしっくりこないで、2次試験不合格となった場合は、深追いしない方がよいでしょう。

 

ゆみ

 

いかがでしたか?独学であれ、資格学校であれ、自分に合った勉強方法をみつけることが合格への一歩です。最後はご自身の目で確認して決めてくださいね!